フィリピンガイド

治安が悪そうなマニラのエルミタ。

2017/04/10

さて、アグレッシブなフィリピンの街並みを背景に、
知らん顔を決め込んでいるパートナーを横目に
30分ほどでホテルに到着したのだ。

 

場所は、マニラのエルミタ。

 

少し治安が悪そうな雰囲気である。

 

 

車から降り、ホテルの外観を見るとさほど、悪くない。

 

 

早速、ホテルに入り、チェックインをした。

 

従業員達の対応も悪くない。

 

道中の凄さとはかけ離れている感を抱きながら、部屋に入った。

 

 

まぁ、部屋もまともである。

 

こんなホテル(シティー・ガーデン)
city-garden

city-garden-room

ホームページ
http://www.citygardensuites.com/

 

ロビーでパートナーが待っているため、

着替えを済ませ、ロビーへと向かった。

 

 

ソファーで座っているパートナーが、開口一番、

 

 

「どう、フィリピンは?」

 

 

はっ?!

わかるか!! まだ!

 

パートナーのあっさりとした声かけに無神経さ感じながら、
言われるがままホテルをあとにした。

 

時間は既に夕方5時を回っていたが、
南国なのかまだ、明るい。

 

 

今日は仕事をすることもなく、
夕食を取りながら明日からの仕事の
話をパートナーとすることになっている。

 

その前にマネーチェンジである。

 

ホテルから近いため、歩いていくことになった。

 

道中、フィリピン空港からホテルまでの光景がフラッシュバックしてきた。。。

 

やはり、エルミタも同様な風景が展開し治安が悪そうなのだ。

 

しかし、この街は活気がある街なのだ。

 

 

 

のちにこのマニラのエルミタという街が、
治安が悪そうどころかワンダフルに思えてくるのは、
まだまだ先の話である。

 

 

 

少し歩き始めると、どこからともなく、

ボロボロの服を着た子供達が近寄ってきたのだ。

 

片手を出し、意味不明なことを言いながら、金をせがんでくる。

 

2,3人に囲まれ、躊躇している自分を横目にパートナーを見ると
立ち止まったまま、こちらを見て知らん顔である。

 

 

あの。。。。。。 フィリピンは初めてなんですけど。。。。。。。。

 

 

おそらく、フィリピンに初めて来る人は、
このマニラのエルミタは治安が悪いと思うだろう。

 

相変わらず人の気持ちが分からないパートナーである。

 

 

全くパートナーの人間性が解読不能のまま躊躇しながら、
マネーチェンジの前に着いたのだ。

 

 

この変なオーラを漂わせている
パートナーの紹介を少し簡単にしておこう。

 

 

彼は我々の会社が12年前に生産拠点をフィリピンへ移し、
現地の会社設立時に本社から派遣された従業員の一人である。

 

 

名前は満田金太郎(マンダ キンタロウ)という
幕末期と童話に出てくる名前を足して2で割ったような名前である。

 

年齢は私ことジャピーノと同じ30歳である。

 

 

当時、彼もまた、フィリピンの派遣を言い渡された時、

かなりショックを受け、会社を辞めようかと思ったほどであったという。

 

しかし、今の彼からはそんな思いは微塵も感じられない。

 

むしろ、この楽園の島フィリピンを満喫しているかのようである。

 

 

そして、今回のジャピーノの渡航は、
現地会社のシステムを構築するために
いやいや来比したのだ。

 

 

実は私ことジャピーノはシステムエンジニアなのだ。

 

 

つづく。。。

-フィリピンガイド
-,