フィリピン出会い系サイト レディーボーイ ジャピーノ・ストーリー
No.2 あるフィリピーナと結婚を決意しかけたジャピーノのせつない悲しい物語
皆の諸君、ニーハオ。
先回からの続きからであるが、
その間、飯島さんとchahanさんから
この物語について推測付きのコメントを頂いた。
まぁ、色々な見解があるだろう。
では、早速、「あるフィリピーナと結婚を決意しかけた
ジャピーノのせつない悲しい物語」の後半といこう。
まだ、前回を読んでいない人は、
https://philippine194.com/japino-story/marriage-2/
待ちに待った彼女からのテレビ電話。
少し深呼吸をして3回呼び出し音が鳴ったところで、
電話に出る。
すると、画面が真っ暗。
一瞬、彼女の携帯がおかしいのかなぁ?
と思っていると、
徐々に彼女の姿が見えてきたがまだ暗い。
お互い挨拶を交わした後、
ジャピーノは、
「なぜ、暗いの?」
と聞くと、
彼女は、
「電球が小さいから」
と、その豆電球のような電球の近くに移動する。
しかし、まだ薄暗い。
まぁ、フィリピンでは未だに薄暗い電球を使っている家庭もある。
特に一人暮らしをしているフィリピーナとって、
電気代が高いフィリピンでは、節電もするだろう、
と納得する。
他にもそんなフィリピーナとテレビ電話をしたことがあるから
気にせず会話を続けることに。
しかし、予想せぬことに、
彼女は懐中電灯を使い自身を照らし始めたのだ。
とりあえず、彼女の姿はしっかりと見える。
ニヤリ( ̄ー ̄)
黒いキャミソールを着ている。
ジャピーノの大好きな格好だ。
なぜなら、 体のラインと胸のふくらみが
しっかりと見えるからだ( ´艸`)
そして、ノーブラであることも分かる。
うんうん
心の中はウキウキしながら、
真面目を装い仕事の話や趣味の話で盛り上がる。
この時点までの会話では、彼女がお金目的や売春婦である
雰囲気は全くない。
引き続き、彼女に合わせた奥義を使い会話を続ける。
そして、旅行が好きなジャピーノは、
もし、そっちに行ったら、案内してくれる?
と尋ねてみると、
彼女は、
「休みがほとんどないから1日は無理だけど2時間ぐらいなら大丈夫」
と返答する。
この「1日は無理」というのが、
これがまた、男心をくすぐり、彼女に対する疑いをなくすのだ。
なぜなら、もし、彼女が「あなたのために1日休む」と言えば、
嬉しくなるのは当然だが、半面、何か期待していのではないのか?
と疑いが生じるからだ。
その疑いとは、仕事を休んでまで彼女が得られる対価である。
そう、お金だ。
仕事を休んでまで初対面の男を相手にするフィリピーナの
ほとんどは、まともな職に就いておらず、お金目的が大半なのだ。
だから、皆の諸君も出会い系サイトで知り合ったフィリピーナが、
初対面で「仕事を休む」と言ってきたら注意することである。
それとは違い、彼女は、キッパリと1日は無理と言い切ったのだ。
う~ん、実に良いストレスのない会話である。
こんな子なら結婚してもいいかなぁ~
と、最近、少し結婚願望に目覚めているジャピーノ。
15分ほど話していると彼女は、リラックスし始め
横たわりながら会話をする。
時折り彼女は、体を動かす。
すると、胸元のキャミソールが少し下にずれて
乳首が見えそうになるのだ。
わざと見えそうで見えないようにしている様子ではない。
売春婦のように誘っている様子もない。
明らかに彼女自身は全く気付く様子もなく
アクシデント的にキャミソールが下がった感じだ。
だから、逆にこちらが少し恥ずかしくなる。
このまま話し続けると、乳首が見えてしまうかもしれない
と思い、
変なジェントルマン意識が芽生えたジャピーノは、
「今から夕飯を取るからまた話そう」
と訳の分からないことを言って電話を終了することに。
アホである。
まさにジャピーノしからぬ対応。
しかし、それほど彼女は純粋なのだ。
だから、彼女のことを気に入ってしまうのも当然であろう、諸君!
そして、この会話で、もう完全に恋に落ちてしまったジャピーノだ。
しかしながら、彼女は性格も良い。
趣味も合う。
容姿も性格もジャピーノの度タイプなのだ。
あまりにも早すぎるが、改めて
こんなフィリピーナとなら、結婚してもいい
と心底思ってしまったジャピーノである。
それも、出会い系サイトで知り合って、
たったの2日にもかかわらず。
一方、冷静さを取り戻そうとしている自分もいる。
今夜は、そんな冷静さを保ちながら色々と考え就寝する。
3日目、昨日と同じく、朝からメッセージのやり取り。
相変わらず会話がスイスイと展開する。
しかし、冷静さを取り戻しているジャピーノは、
「スムーズ過ぎる」
と感じざるを得ないのだ。
そして、彼女とやり取りをし続けていて
ジャピーノの頭の片隅にずっと残っていた
例の疑問符が強く浮上してきたのである。
それを明確にしないとスッキリしない。
だから、ジャピーノは、彼女へ
仕事が終わってからまたテレビ電話をしようと伝える。
彼女は了承する。
彼女とテレビ電話をするまでの空いた時間、
ジャピーノは、これまでの彼女とのやり取りを分析する。
疑問や気になった個所を頭に思い浮かべる。
そのリストは下記だ。
・基本的にスパニッシュ系は、時間がかかる。
・サロンで働いている。
・当出会い系サイトでは早くチャットできないからスカイプを要求。
・バイバー をわざわざダウンロードしたこと。
・テレビ電話の時、フラッシュライトを使て自身を照らしたこと。
・キャミソールで乳首が見える寸前になったこと。
・最初からチャットや会話がスムーズすぎること。
・彼女が出会い系サイトに登録した日を確認。
上記を改めて分析し、精査した結果、
もし、こんな結末だったら、ショックを受けるであろう
ある結果が導き出されたのだ。
ちなみに分析するときのポイントは、
相手に対するプラス面を排除して、
あえて疑問に感じたことを奥義「ロジック法」で、
掘り下げて回答を導き出していくことも必要である。
まぁ、とにもかくにもショックを覚悟で、
その疑問を彼女に聞かなければならない。
彼女との電話の時間まで、まだ時間はある。
ハラハラドキドキしながら、
居ても立っても居られない。
「もしかしたら」
の連続が頭に浮かび、
「しかし、そうであって欲しくない」
という攻防の繰り返しなのだ。
そうこうしていると
彼女の仕事が終わる時間になった。
テレビ電話をする前に彼女へメッセージを入れる。
彼女は食事も終え準備万端の様子。
ジャピーノから電話をかける。
彼女はすぐに電話に出る。
相変わらず薄暗いが、再び懐中電灯で
自身を照らす彼女。
軽く「how are you?」の挨拶を交わした後、
ジャピーノは、
「いくつか質問があるけど、気に障ったらごめんね」
と前置きをして深呼吸。
そして、意を決して、
ジャピーノが導き出した結果を聞くことに。
その結果とは、
「あなたは、レディーボーイ?」
である。
そう質問すると、彼女は、
「YES」
と言ったのだ。
ガーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!
ショックであった。
素直に「ショック」である。
真実を認めたくないジャピーノは、
「ジョークだと言ってくれ!!!!!!」
と心で叫ぶ。
「really?」を2,3度聞き返し、
「あ、あああ、お」
と、言葉にならずモゴモゴすると、
彼女は、いや、彼は、
「あなたは、最初から知っていると思った」
と、驚きながら応える。
ジャピーノは、戸惑いながら、
「i see、i see、i see、」
を繰り返し、次の言葉を考える。
とっさにジャピーノは、
「見かけも声も女の子そのものだけど」
と言い放つと
彼女、いや彼は、
「たまに、他の人は気付くよ」
と、少し意気消沈気味。
しかしながら全く気付かなかったジャピーノ。
通常、写真で9割5分以上、レディーボーイを識別できるが、
微妙な時は、大体、声で識別できる。
しかし、彼は声も姿も全くの女性である。
態度も他のレディーボーイとは全く違うのだ。
いや~、やってしまった。
もう、何を話していいか分からない。
というより、早くこの重苦しい電話を終了したい。
と切望していると
タイミングよく電波が悪くなり電話が切れる。
その後、再び電話をすることはない。
彼女、いや彼から電話もこない。
しかし、彼からメッセージが入る。
「あなたは本当の女の子が良くて私のことを好きにならないことは分かってる」
「だから、私はあなたが良い女の子を見つかるよう願っています」
「そして、その女の子があなたを愛してケアすることを祈っています」
と、
そんなフィリピーナとの会話ではよくありがちな
心にキュンとくるフレーズを言われても少し放心状態のジャピーノには効果なし。
とりあえず、彼には、
「thank you」
と返信し、ジャピーノの恥ずかしい恋愛物語に終止符を打つ。
この3日間は、なんだったのか。
ガックリ_| ̄|○
この訳の分からない失恋のような感覚は何なの?
と、同時に笑いが込み上げてくる。
笑いが込み上げてくる原因は、
「どうしてレディーボーイと気付かなかったのか」
という自身の愚かさと、
レディーボーイに対して本気で恋に落ちて結婚まで決意しかけた
という虚しさと悲しさなのだ。
クスクス笑いが止まらない。
自分でも恥ずかしくなる。
両手で顔を覆ったぐらい恥ずかしい。
プラス、失恋したような感覚。
訳の分からない感覚が混じり合う。
しかし、一方で今までに考えもしなかった新しい感覚が芽生えたのだ。
諸君、ジャピーノがレディーボーイに目覚めたということではない。
それは、男と女とは、何なのか?
ということだ。
諸君にとっては、分かりすぎる問であろう。
だが、レディーボーイに真剣になりかけたジャピーノにとっては、
男は女の何に対して惹かれるのか?
男は女のどこに恋をするのか?
容姿なのか?
性格なのか?
それとも両方なのか?
という感覚に陥ってしまったのだ。
う~~む、考えさせられる。
では、性同一性障害の男が女性の心を持ち肉体改造をして
見かけも心も完全に女性化していたら、、、、、、、、、
それは、恋愛対象になるのか。。。。。。
男女という性に関して訳の分からない思考回路になりかけてきた。
一つの答えとして、
完全に体を女性化した性同一性障害を持った
まともで純粋なレディーボーイは、
ある意味やばすぎる。
男を真剣にさせる魔力があるのだ。
しかし、こんなことを考えても埒が明かない。
とりあえず、ジャピーノの新し感覚は、
置いておこう。
まぁ、この物語は、こんなオチとなってしまったが、
本人のジャピーノにしてみたら、
こんなこっ恥ずかしい話は公に披露したくなかったのだ。
しかし、皆の諸君のために恥を忍んで披露したのだ。
一方、改めて今回の敗因を振り返ると、
新たな気付きもあったのである。
このブログのレディーボーイ編を読んでいる人なら知っていると思うが、
ジャピーノは、レディーボーイとの折衝に関しては、
多少、経験がある。
そんな経験から言えることは、
彼らのほとんどは、アグレッシブなのだ。
例えば、メッセージのやり取りでも
直ぐに「会わない?」と誘ってくる。
そして、勘違いして会ってしまうと、
直ぐに肉体関係を求めてくる。
しかし、今回の彼は、全く急ぐ様子もなく、
逆に奥義「引きトーク」を自然と使っている。
巧妙と言えば巧妙だ。
しかし、彼のその巧妙さは、わざとではなく、
田舎育ち独特の純粋さから来るものであろう。
今思えば、彼の探し求めていた「受け入れてくれる」
とは、自分がレディーボーイであることを
「受け入れてくる」人だったのだ。
そして、サロンで働いているレディーボーイも多い。
まぁ、いわゆる美容関係だ。
これもレディーボーイと推測できたポイントである。
今となっては、言い訳にしかならないかもしれないが、
ジャピーノの分析と今までの経験が初めから最後まで、
彼に対する疑問を取り除かなかったことで、
心身ともに大事には至らなかったのだ。
特に心の部分で(笑)
いい意味で捉えると、
この分析は、レディーボーイだけではなく、
フィリピーナにも当然のように活用できるのだ。
皆の諸君、
先にも伝えたが、奥義「ロジック法」を用いれば、
疑問に感じたことを掘り下げて考えることができ、
その回答を導き出しリスクを回避してくれるのだ。
だから、これまでジャピーノは騙されずに
数知れずのフィリピーナとやりまくれるのである。
改めて奥義の大切さを実感したジャピーノのせつない悲しい物語であった。
今後、皆の諸君に同じようなことが起こっても対処できるよう
ジャピーノ神拳を学んでほしい。
恐るべし、純粋レディーボーイ。
ちゃんちゃん。
つづく。。。